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さて、先日、牛の様子を見に行ったところ、
一頭の子牛が跛行しているを発見。
「跛行」なんて滅多に使わない言葉ですね。
はこう、と読みまして、奇形や怪我などで正常な歩行が出来ない状態のこと。です。
つまりは、びっこひいてる、状態です。
福岡では、ちんば、とも言います。
あの牛はちんばちんばしとるばい。ってな感じで使いますね。
まぁ、そんなことは良いとして本題へ。。
あ、その前にもう一つ。
子牛と仔牛の違い、ご存知ですか?
僕も違いが判らなかったので
「子牛 仔牛 意味」でググってみたところ、
どちらも同じ意味。でした。
更に言うと、小牛や犢とも書くそうです。
全部同じ、子供の牛、という意味です。
はい。閑話休題。
この子が跛行していた子牛くん。
左の後ろ足、赤で囲んだ部分が腫れて大きくなってしまっています。
よーく見てみると、切り傷があるので、
多分、そこからばい菌が入り化膿したんだろうと推測されます。
ウチのパドックは、飲み水は貯水池に貯めてあるものを飲んでもらう方式。
牛たちは、水を飲むときには水の中にジャバジャバ入っていくんです。
そうなると、冬の雨などもあり、水や雨、泥などで怪我部分が常に湿った状態になってしまう。
人間でも同じですね。怪我したところは乾燥させないと治りが遅い。
この子牛くんは悪いタイミングで怪我をしたので、ばい菌が入り化膿してしまったのでしょう。
幸い、草も食べているし、見た目にも痩せこけたりはしていないので、そこまでひどい状態ではないようですが、なるべく早く良くなってしっかりと太ってもらうためにも、ここは獣医さんに診てもらうことにしました。
翌朝、早速来てくれて検診。
やはり切り傷からばい菌が入り化膿していました。
膿も出ててとても痛そう。。。
化膿止めと痛み止めを処方してくれたので、毎日各1本を注射することになりました。
白いのが化膿止め(3日分)で黄色いのが痛み止め(2日分)です。
さて、この注射をどうやって子牛に打つのか。
その方法をご説明いたしましょう。
まず、狭いパドックに子牛を入れます。
そして、手に注射器を隠し持ち、
口笛を吹きながら子牛に気付かないふりをして近づきます。
上手く子牛に近寄れたら、隙をついて注射器をグサッ!
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ウソです。
足を怪我していて動きが遅いとはいえ、流石に子牛に触れられるほどは近づけません。
どうするかというと、
ヘッドベイルという設備を使って牛を固定します。
赤矢印の部分がヘッドベイルと呼ばれるもので、
鉄板部分が開閉式になっています。
そこに牛の首を挟むことで、牛の動きを抑えるというわけです。
僕のものとは違いますが、挟んだイメージはこんな感じ。
このヘッドベイルは、今回のような牛の治療や耳タグを付けたりするときに使うものです。
牛をヘッドベイルの反対側から追い込んで、
奥のヘッドベイルの所まで行ってもらうのです。
開閉式の部分を開けておくと、
牛はそこを通ろうとして頭を出すのでその瞬間に閉じれば固定完了。
化膿止めは筋肉注射なのでお尻にプスッと。
痛み止めは皮下注射なので、こちらは首の皮を引っ張る感じで刺すと簡単に出来ます。
よく知ってるでしょう?
なんといっても僕は、ブラックジャックを全巻読んでますからね。
もう医者と言っても過言ではありません。
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本当は全て獣医さんに教えてもらいました。(笑)
痛み止めが効いたのか、注射後すぐ、子牛はそんなに痛くなさそうな歩き方になりました。
化膿止めもしっかり効いて早く良くなるといいな!
子牛くん、頑張って!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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