牧場の日常

生まれたての仔牛はカワイイ~!

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こんにちは。

シュウです。

 

 

 

コロナ、なかなか収まりません。。。

 

収まらないどころか、ワイカト地方の一部地域で新規感染者が出てしまいました。

 

 

本日発表された新規感染者はワイカトで出た3人を含む22人。

このことで、明日の深夜に予定されていた、オークランドのアラートレベル引き下げに影響が出るのではないかという心配もありましたが、

 

本日16時の首相会見では、オークランドは予定通り火曜日の23時59分にアラートレベル2へ移行。

 

ワイカトの感染者が出たWhakatiwaiとMirandaエリアはレベル4(ロックダウン)になることが発表されました。

 

それ以外の地域は、今まで通りレベル2を維持。

 

 

様々な意見があるとは思いますが、この封じ込め策は、今のニュージーランドでとれる最善の策だろうなと思います。

 

ただ経済的な打撃が大きいのも事実ですし、ロックダウンが1カ月以上続いているオークランドの人たちへの精神的ダメージも大きいはず。

 

一日も早い終息と、アラートレベル引き下げを願うばかりです。

 

 

 

さて、そんななか、当牧場では新たな生命誕生の季節となりました。

 

 

 

ニュージーランドでは7月の後半ぐらいから仔牛や子羊が生まれるシーズンになるわけですが、

ウチでは、種付けが遅めなので、必然的に生まれるのも遅くなります。

 

 

一般的なシーズンより1~2カ月遅れて仔牛シーズン到来です。

2021年生まれの仔牛

昨日生まれたであろう仔牛。

お母さん牛の周りをピョンピョン跳ね回っててとってもカワイイ!

 

 

この写真、かなり遠目でしょ?

 

 

実際は、もっと離れたところから撮ってます。

スマホの最大ズームでこの大きさ。(笑)

 

 

だって、仔牛を生みたての母牛って、警戒心が極限まで高まっているので危ないんです。

不用意に近づこうものなら下手したら攻撃を受けて大怪我しちゃいますよ。

 

 

 

実際2年前に、不用意に近づいた僕は、

怒った母牛に小突き回されてアバラを何本も亀裂骨折してしまいました。

この時は酷かった。。。

大怪我

こんなにはなってませんが、怪我は相当ひどく、1カ月以上も痛くて横になることも出来ませんでした。

 

 

話せば長いストーリー

 

涙無くしては語れません。。。(ウソ)

 

 

 

まぁ、この時の詳しい話はまた今度にいたしましょう。(笑)

 

 

 

今年は50頭ほど妊娠しているので、これから沢山の仔牛たちが生まれてきてくれます。

 

 

 

僕の役目は、彼らが危険に晒されないようにすること。

出産が始まったら、急斜面や深い谷がないパドックに皆を移します。

母牛は危険なところには近寄りませんけど、生まれたての仔牛にはちょっとした溝でも危険ですからね。

 

 

あとは見守るだけ。

 

基本的に出産介助は必要ありません。

 

 

普段から人に触れられることがない放牧の肉牛たちは、人が近くに来るだけで逃げて行ってしまいます。

 

 

ましてや出産のような重要シーンでは、不用意に近づくことはスムーズな出産を阻害する可能性もあるし、もしかしたら、育児放棄の切っ掛けになってしまうかもしれません。

 

 

なので、出産シーズンが始まると、いつもにも増して、見守り業務主体になるのです。(笑)

 

 

と言っても、出産時に見守ることはないですね。

 

てか、いつ産んでるんだろう??

 

 

多分、夜とか明け方とかに産んでるんだと思います。

今までに産んでるところに出くわしたことはないですね。

 

 

朝から見に行っても、大体生まれてます。

 

 

今年も順調に母牛たちの出産が済みますように!

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Stay safe, Be kind!