牧場の日常

サイクロン・ガブリエルの影響

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こんにちは。

シュウです。

 

ニュージーランドはかつてない規模のサイクロン(日本でいるところの台風)に見舞われて、各地で被害が出ているようです。

 

当牧場のあるダニバークは幸い直撃コースからは外れているものの、雨が降る範囲にガッツリ入っており、サイクロンがオークランドに近づいていた13日から14日の夕方今現在まで雨が降り続いています。

 

ただでさえ今年の夏は雨が多い夏で、あちこち地盤が緩んでいるというのに、そこにこのサイクロンの雨。。。

 

フェンスを壊すようなところが崩れなければいいが。。。と思っていましたが、そう上手くは行きませんね。

 

14日の午前中、なんだか地響きのような音が数分続いて、なんだろう雨の音にしては地面から伝わってくるな、と思い、何気なく庭に出て隣接するパドックを見たところ。。。

 

cycron-gabriel1

家畜用飲み水を溜めている貯水池がとんでもないことに。。

倒木が沢山流れてきているのと、奥の方に土砂が溜まっているのが見えます。

 

これは上の方で土砂崩れがあったと思い、確認をしに行きました。

もちろん、安全なところを通って。

 

そして見えたのがこちら。

 

cyclone-Gabriel

なんとこの地点からは数えきれないほどの土砂崩れが起きていました。

 

あの地響きは、この土砂が流れ落ちていた音だったんですね。

 

この地点以外にも見える範囲だけで何カ所も崩壊しているのが見えたので、牧場全体で言ったら、どれぐらいの被害が起きているのか心配です。

取り敢えず牛たちは無事のようなのでそれだけは良かった。

 

サイクロンが通り過ぎたら改めて被害の確認に行こうと思います。

 

こんなことは牛飼いを始めて18年で初めてのことです。

 

サイクロンの影響を受けている皆さんが少しでも少ない被害で済むことを願っております。

 

それでは、取り急ぎのご報告でした。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!