永住権への道

永住権への道 第9話:永住権のために転職決意

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こんにちは。

シュウです。

 

 

いや~

ニュージーランドは本格的な冬になってきました。

もう寒いったらない!

 

しかも雨多いし。

 

 

急な傾斜の多い僕の牧場では、地面がぬかるんでくると、トラクターやバギーなどでは滑って進めない場所が出てきます。

 

登りならただ滑って登れない、だけですが、

これが下りだと一大事。

 

 

滑って止まらない、ってことになります。

 

 

今のところ、オオゴトにはなっていませんが、

何度か、ここで!!??というところで滑り落ちたことはあります。

幸い、すぐに止まったので大事には至りませんでしたが、もし急こう配を滑り落ちて横転なんてことになっていたら、それこそ命の危険もあります。

 

トラクターやバギーでの横転が原因での死亡事故と言うのは年に何件か起きるので、本当に気を付けなくてはいけないのです。

 

というわけで、僕は雨が降ったら牧場には行きません!(結論がおかしい(笑))

 

滑らない、で検索して出てきた長靴があります。

 

商品コピーに「圧倒的に滑らない長靴」とありました。

 

そりゃ、いくら何でも極端やろ!

 

 

と思って商品ページに行ってみると。。。。。

 

 

「水が流れているプールの滑り台」

「オイルを流している鉄板」

「氷の滑り台」

 

この全ての上を滑らずに歩いていました!!

 

 

圧倒的に滑らないのは本当だった。。。。

 

これ、マジで欲しいっす。

 

皆さんも、長靴使用時の転倒防止にはこの圧倒的に滑らない長靴を是非!

 

さて、では劇的な(というほどでもないけど)ニュージーランド生活を送った僕の移住日記へと参りましょう。

 

 

運命の出会い

運のいいことに、1件目のジャパレスで職を得ることができた僕は、周りのスタッフに恵まれたこともあり、楽しい毎日を過ごしていました。

 

そのお店はお寿司のお持ち帰り店も別店舗でやっていたんですが、そこにもとても優しい日本人スタッフもいて材料をこちらの店舗から持って行ったときに話が弾んだりして毎日が充実。

 

 

 

ですが、不安が一つ。

 

僕は楽しい日々を過ごすためにニュージーランドに来たのではなく、

あ、いや、楽しいのは大事なことなんですが、

でも、この限られたワーキングホリデーの1年での目標は

 

 

〇永住権を取る、もしくは、永住権取得の足掛かりを作る。

 

 

だったので、このまま皿洗いをしていては永住権には届かないだろうなぁ、、と。

 

 

レストランのオーナーからは、ワークビザのサポートはしてあげる、と言われてはいましたが、皿洗いでワークビザは取れたとしても、永住権は無理だろうな、と思っていました。

 

 

そんな折、運命的な出会いがあったのでした。

運命の神様降臨、と言ってもいいほど。

 

通常なら皿洗い担当の僕は厨房から出ることはないんですが、

その日は特に忙しく、ホールスタッフが忙しなく動き回っても追いつかないほどの長満席。

 

 

次々出来上がる料理を速やかに運ぶことも出来ない状態でした。

 

 

仕方ないので、僕もホールに加勢して料理運びを。

 

 

出来上がっていた料理を、店の奥の席へ運んだところ、

その隣のテーブルにいた女性にふいに背後から声をかけられました。

 

途端に人生の運気が転がり始める

「君、日本人?」

 

突然日本語で話かけられてビックリ!

 

しかも、店内はめっちゃ忙しいのに、お構いなしにその女性は話続け、根掘り葉掘り質問攻めにあう僕。

 

 

ワーホリで来ていること

永住権を取ろうと思っていること

車好きなこと(なんでこんなことまで言ったんだろう??(笑))

その他もろもろ。

 

 

で、その女性が言ったのは、

 

オークランドの修理工場で働く知り合いがいるから、その人に電話してみたらいい

車が好きなら何か永住権の助けになるかも。

 

と。

 

 

そして、電話番号も教えてくれたのでした。

 

 

そこから事態は急変していきました。

 

 

まずその男性に電話すると、

 

ウチでは雇えないけど、元広告代理店勤務なら「月刊ニュージー」にいってはどうか?

今丁度求人も出てるし。と。

 

 

早速、月刊ニュージーを見てみると、言われていた通り、

営業部員募集の広告が出ていました。

 

 

しかし、僕は広告代理店の仕事がイヤで辞めて、

もうあの業界には二度と戻りたくないと思っていたので、この時はかなり迷いました。

 

 

ですが、生涯働き続けるわけでもないし、

永住権を取るまでのステップだと思い、応募することにしました。

 

 

正直、日本で広告の経験がある人がニュージーランド国内にそんなに沢山いるとも思わないから採用は間違いないだろうな、なんてうぬぼれた感覚をもって応募。

 

 

履歴書送って数日後、月刊ニュージーの社長さんから電話があり、

 

 

お!こりゃ採用か??と思ったら、

 

履歴は良いんだけど、会ってみないことには決められないから面接のためにオークランドに来るように

 

と、まぁ当たり前と言えば当たり前のことを言われました。

 

意を決しての引っ越し

ですが、当時の僕は全くお金に余裕もなかったので、面接のために飛行機でオークランドへ行くなんてことも出来ず、

 

こうなったらもうオークランドに引越しだ!

 

と、極論に達したのでした。(笑)

 

 

これが、2000年2月初めの話です。

先の電話で、すでに面接日は3月1日に設定されていたので、あとは行動に移すのみ。

 

すぐにレストランのオーナーに2月の下旬で辞める旨を伝え、同時期にフラットも退去するの段取りをとりました。

 

当時の僕の車はミニ。

(※参考写真。こんなに綺麗じゃなかった。(笑))

 

持っていた家財道具は、

 

・テレビとビデオデッキ(映画好きなので(当時はまだレンタルビデオ全盛!))

・ラジカセ(カーステレオが無かったから)

 

のみ。

あとは着替え一式がズタ袋に入っているだけだったので、


(正確には、ダッフルバッグというらしいですね。)

 

 

それらをミニに積み込んで

2000年2月27日早朝に、3ヶ月滞在したダニーデンから一路オークランドへ出発したのでした。

 

 

この後、とんでもないことが。。。。。

 

 

そのお話はまた次回!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

続きは、移住回顧録 第10話:前途多難。。。面接に辿り着けるのか???です。