永住権への道

永住権への道 第11話:面接してもらえるんですよね???

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こんにちは。

シュウです。

 

 

「パスタを折るなんて違法だ!」 アメリカ人女性の調理法にイタリア人の彼氏が猛抗議!

という記事を見て思っちゃった。

 

 

それは違法です。間違いない。(笑)

 

 

短いパスタはスパゲッティにあらず。ですよ。

 

 

パスタサラダとかなら短くても良いんですけど、普通にスパゲッティとして食べるなら、長さは欲しいですよね~

 

 

え?そんなのどっちでも良くない?という方!

蕎麦やそうめんに置き替えてみてくださいよ。

 

 

ツルツルッと吸い込める長さのない蕎麦やそうめん、美味しくないでしょ~

スパゲッティを折ってはいけないのはそれと同じ!

 

 

よって、スパゲッティを茹でる際に折ってはいけない、を広めていきたいと思います!

 

 

昔、「オーマイ スパゲティ」のCMで、

 

子:ママ―、このスパゲッティ美味しいね!

他の家族:ママ―じゃない!

 

というのがありました。僕ぐらいの年代の方なら覚えてるんじゃないでしょうか。

あれ、面白かったなぁ。

 

マ・マー スパゲティ

 

 

オーマイ スパゲッティ

 

 

ながーい前置きでしたね。

スミマセン。思っちゃったもんで。

 

 

それでは本題へ参りましょう。

 

すっぽかされた就職面接

前回お伝えした通り、色々大変だった南島移動でしたが、そこはNZ全人口の7割が住む北島、街は沢山あるのでガス欠の心配はありません。

 

 

気持ちも新たに、いざロトルアへ向けて出発!

 

流石首都ウェリントン。

モーターウェイが高架で立派です。南島の道とは全然違うな~なんて思いながら北上。

ウェリントンの高速道路

 

したはずなんですが、ここから翌日までの記憶がすっぽりないんですよね。。。

 

ウェリントンから1号線で北上したのか、2号線で北上したのか、全く記憶がありません。

ロトルアのバッパーに泊まったかすかな記憶はあるのですが、それ以外がサッパリ。。。

忘れちゃったタコ

 

というわけで、話は翌日のオークランドに向かうところへとワープします。

ワープスター

 

 

この日は、晴れていてとても暖かい日でした。

2000年当時は今のように暑くなることはなく、車にもクーラーは要らない気候。

 

道中は窓を開けて、気持ちのいい走行風を浴びながら一路、オークランドへ向かいます。

ニュージーランド オープンロード

 

多分、朝ご飯を食べずに出発したんだと思います。

ロトルアから小一時間のところにある街、ティラウでFish’n Chipsを買い、

フィッシュアンドチップス

ちょっと先にあったワイカトリバー沿いの休憩所で食べました。

この時のFish’n Chips、妙に美味しかったなぁ。

 

その後も順調に進み、なんなくオークランドに到着。

 

 

宿は、事前に目星をつけておいたポンソンビーのバックパッカーズに。

面接で受かるとも限らないし、受かったとてすぐに住居が決まるとも限らないので、車を止めて何泊しても大丈夫なようにちゃんとした駐車場があるところを選びました。

 

ここのオーナーはどうやらNZ人の旦那さんと中国人の奥さんのご夫婦のようで、基本、奥さんが受付に常駐していました。

 

その奥さん、僕の名前は「ハダ」なんですが、何度教えても「ハンダ」と発音するんですよね。

多分、聞いたことある日本語の発音「ホンダ」に引っ張られてたんでしょう。

 

泊まったのは4人部屋でしたが、同室になったNZ人の男性もどうやら求職に来ているようで、翌朝にはスーツを着て出かけて行っていました。

僕はスーツなどは持っていなかったので、ジーンズとTシャツで面接会場である、月刊ニュージーの事務所へ。

 

入社後に言われたんですが、「後にも先にも、ジーンズで面接に来た人なんかいない」んだそうです。ワーホリでもみんなスーツ持って来てます???

 

当時の月刊ニュージーの事務所は、ダウンタウンにある立派なビルの7階だったので、ちょっとドキドキしながらエレベーターに乗りました。サラリーマンを離れて一年以上、なんだか「会社」が懐かしくもあり、また緊張もして。。。

 

事務所のドアを開けると、最初の部屋は大きなテーブルがあるスペースでした。

受付とかはなく、奥にはいくつか部屋があって、スタッフの人たちが忙しそうに動き回っているのが見えました。

 

 

どうしたものかと立っていると、

 

一人の女性が「あなたはだぁれ?」という表情で「何か御用でしょうか?」と話しかけてくれたので、

 

第一印象が大事!と、さわやかな笑顔で

「今日、面接をしていただきに来ました!」

 

 

と伝えると、その女性はビックリして「何も聞いてません。。。」と。。。

 

 

そんな反応が来るなんて、僕も聞いてません。。。(笑)

 

 

社長さんから電話をもらって面接をしていただくことになったという経緯を説明すると、

 

 

「あ~、社長、多分忘れてるわ」と。

爆笑する女性

 

 

え~~!!??

そんなことあります??

驚いた

 

僕、この日のために遥々ダニーデンから来たんですけど。。。(T_T)

 

 

その女性(のちに分かりましたが、編集長さんでした。)はすぐに社長さんに電話してくれて、

今日は忙しいから面接は出来ないけど明日なら、ということになりました。

 

 

おいおい、言われた日に来たのにこれかい!と。(笑)

 

 

まぁ、別段その後の予定もないので、ではまた明日に、ということでその時はそのままお暇いたしました。

 

拍子抜けの就職面接

で、翌日。

昨日のこともあるので、本当に社長さんに会えるのかどうか不安でしたが、そこは昨日の今日、時間に行くとちゃんと社長さんも事務所におられました。

 

ほっと一安心。

ほっと一安心

 

ダニーデンから引っ越してきているので、この面接で必ずや採用されなくてはいけません。

そのために、これまでに色んな質問とその回答をイメトレしていた僕。準備は万端です。

 

 

そしていよいよ社長面接が始まり、

社長は開口一番、こう言いました。

 

 

「で、いつから来れるの?」

 

 

ずっこけ

 

いや、採用前提かい!(笑)

 

 

バイトの面接みたいな感じで僕の就職先は決まったのでした。

 

 

僕は、翌日からでも出勤できると伝えたのですが、

 

「住む場所を見つける時間もいるだろうから、翌週の月曜日から来なさい」

 

と、社長さんにお気遣いいただき、しばしの準備期間をもらったのでした。

めでたしめでたし

 

と言ったところで今回はおしまい!

 

 

次回は、移住回顧録 第12話:家探し難航。。。??です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!