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ニュージーランドの学校制度:小学校と中学校

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こんにちは。

シュウです。

 

今日は、ニュージーランドの学校制度について書きたいと思います。

 

たまには何らか役に立つ情報も発信しないとですしね。(笑)

 

ニュージーランドの小学校

入学は5歳から

こちらの小学校は、5歳の誕生日から入学できます。

5歳の誕生日から、というのは実は、入学の期日に幅があるんですよね。

5歳の誕生日から6歳になるまでの間に入学すればいいことになっています。

 

まぁ、ほとんどの子は5歳になる日に入学しますね。

学校に行くのを楽しみにしている子も多いし、共働きの多いニュージーランドだと、子供が学校に行ってくれた方が親も楽、ですから。(笑)

 

学年は、Year1からYear6までの6年間。

 

ですが、ニュージーランドの新学期は1月(正確には、12月半ばから1月いっぱいは夏休みなので、学校は2月から)からなので、5歳になる日が中途半端な子たちは、Year0から始めることになります。

 

例えば6月生まれの子は6月から小学校に通い始められますが、Year1を始めるには遅いので、Year0として半年通い、翌年からYear1になる、という具合です。なので、この子の場合は小学校に通う期間は6年と6カ月ということになりますね。

 

教科書がない

そして、僕も初めて知った時は驚いたのですが、ニュージーランドの小学校には教科書がありません。そして、決まった席もありません。

 

Year1とかの子たち、日本では幼稚園ですね、5歳6歳ですから、どちらかというと勉強というより皆で楽しく学びをする、という感じです。

 

みんなで床に座り、輪になってアルファベットの歌を歌う、とかですね。

 

年齢が上がるにつれて、段々と勉強らしい内容に変わっていきます。

が、教科書はないまま。

先生がプリントを配ったりして授業が行われます。

 

黒板もない

あと、日本と大きく違うのは、黒板ではなくホワイトボードを使うことです。

このホワイトボードは先生のコンピューターと連動していて、コンピューターのスクリーンに出ているものをホワイトボードに投影することはもちろん、逆にホワイトボードに書いたものを先生のコンピューターに保存することも出来るので、前回どこまでやった、とか、誰がどんな回答をした、とかを見直すことも出来るんです。テクノロジーの進化って凄いですよね!(注:学校によって多少の違いはある様です。)

 

子供の能力に合わせた指導

先にも書いた通り、教科書がないのでクラスの全員で同じことを勉強する、ばかりではありません。

先生が個々人に合わせて教育内容を変えるのもニュージーランドの教育システムの特徴ですね。出来る子はどんどん先に進めるし、そうではない子にはじっくりと指導する。

しかしこれは、先生の能力に大きく依存しているので、良し悪しなシステムではあります。

幸い、我が家の子供たちはとてもいい先生に恵まれたので、少しの不満もありませんでしたが、中にはそうではない人もいるようです。

 

ニュージーランドの中学校

中学校は2年制

小学校はYear1からYear6まで。そして中学はYear7からYear8の2年間です。

あ、ここで一つ説明が必要ですね。

 

ニュージーランドでは、小学校が6年間。中学校が2年間。そして高校が5年間となっていて、Year1で小学校が始まり、小学校・中学校・高校まで通しの数字になっています。

つまりは、Year1からYear6が小学校、Year7とYear8が中学校、そしてYear9からYear13が高校という感じです。面白いですよね。

 

で、真ん中の2年間が中学校。この中学ですが、学校によっては小学校と中学校が一緒になっているところもあります。大きな街の学校は別になっているところが多いようですが、人口の少ない町の学校は小中一貫になっているところがほとんどです。制服も変わらないし、通う場所も友達も同じなので、親としては便利で安心です。

 

中学も教科書はない

この2年間はかなりしっかり勉強します。が、ここでも教科書はないので、学校ごとに教育内容やレベルにデコボコはあります。

ウチの子たちを見て思ったのは、特に数学や理科に違いがある様です。数学は家で教えられるので高校に進んだ時に問題はありませんでしたが、理科は、子供たちの中学ではやらなかったことが別の中学では当然やっていることだったのか、高校では知っているものとして授業が進んでいったといっていました。

まぁ、すぐに追いつけたとかで大きな問題ではありませんでしたが。

 

 

街の規模やそれぞれの学校、先生によって多少のばらつきがあるニュージーランドの教育システムですが、僕の個人的な感想は、子供にあった指導がされててとてもいい、ですね。

 

 

因みに、我が家で子供たちの数学の勉強に使ったのはこの問題集です。

  

公文式のとかいろいろ試したんですが、最終的にはこのシリーズに落ち着きました。文章題や数式問題の難易度も簡単なものから難しいものまで幅広く準備されているし、解答の内容もわかりやすいものだったので、3人ともこれで勉強しました。

おススメです。

 

今日のところはここまで!

ニュージーランドの高校については今度書きますね!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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