こんにちは
シュウです。
いや~
しばらく書かないうちにもう今週末に決勝戦ですね。
まずは準々決勝から振り返りましょう。
準々決勝の4試合
ラグビーワールドカップの準々決勝、どの試合も凄かったですね!
見応えたっぷりで、試合中ずっと身体に力が入りっぱなしでした。(笑)
ウェールズ対アルゼンチン
11 – 29 アルゼンチン勝利
最初のトライはウェールズが取ったし、前半は10 – 6とウェールズのリードで折り返したので、これはウェールズが有利か?とも思われましたが、根気強くプレーを続けたアルゼンチンは何度もウェールズからペナルティを取り、そのたびに確実にペナルティゴールを決めて点を積み重ね逆転。
その後、ウェールズにリードを許しましたが、更に逆転。試合終了間際にはトライを追加し、ウェールズを突き放しました。
アイルランド対ニュージーランド
24 – 28 ニュージーランド勝利
緊迫した試合になることは開始前から予想はついていましたが、かなり激しい攻防でした。
前半の始めにペナルティやトライで点を重ねたニュージーランドだったので、もしやこのままリードを広げて勝ってしまうのでは??と思いましたが、そこはアイルランド、簡単には勝たせてくれませんでした。トライやペナルティゴールで直ぐに追いついて、その後は1トライでひっくり返る緊迫する試合展開に。
試合はニュージーランドが4点リードした状態で80分を越えました。ボールを持っていたアイルランドはここでトライを取らなければ負けてしまうのでしぶとく攻めましたが、ニュージーランドの堅い守りで前に進めません。最後はノットリリースザボールを取られて試合終了となりました。
これで、アイルランドは準々決勝を突破できないという不名誉なジンクスを更新してしまいました。
イングランド対フィジー
30 – 24 イングランド勝利
先制点はイングランド。その後も順調に点を重ねていったので、イングランドのワンサイドゲームになるかと思いきや、フィジーも負けてはいませんでした。果敢に攻めて、終了10分前には24 – 24と同点に追いつきます。これはフィジーが勝つか??というところでしたが、それはイングランドが許してくれませんでした。その後、堅実にペナルティゴールを2つ決め、6点差でイングランドが勝利しました。
フランス対南アフリカ
28 – 29 南アフリカ勝利
アイルランド対ニュージーランドに続く、今大会での大一番の組み合わせ。ここでの勝者が決勝でニュージーランドにあたるのは間違いないので、是非、南アフリカに勝利してもらいたいところでした。ニュージーランドは対フランスとなるとなんだか精神的にやられてしまうところがありますからね。
先制トライはフランス。しかしすぐに南アフリカも取り返します。あっちが取ればこっちも取る、といった感じで一進一退の攻防が続きました。フランスが1点を追う状態でフランスボールで80分を過ぎました。ここでフランスはトライは取れなくても、ペナルティまたはドロップゴールで3点取れれば逆転勝ちのチャンスでしたが、南アフリカの厳しいディフェンスでボールを前に落としてしまい試合終了となりました。
準決勝の2試合
アルゼンチン対ニュージーランド
6 – 44 ニュージーランド勝利
初の決勝進出がかかったアルゼンチンですから、失うものはない状態で攻め込んで来てかなり厳しい試合になるかと予想しました。しかし、先制点こそアルゼンチンが取ったものの、その後はニュージーランドの猛攻で7トライ。アルゼンチンは前半の2つのペナルティゴールの6点のみで、準決勝とは思えないほどのワンサイドゲームとなりました。
イングランド対南アフリカ
15 -16 南アフリカ勝利
こちらは前回の2019年大会の決勝カードですね。しかし今、勢いのある南アフリカですから、南アフリカ優勢な試合展開になるかと思いきや、先制点はペナルティゴールでイングランド。その後もトライはないものの堅実に点を重ね、追いすがる南アフリカに逆転を許しません。しかし、試合の行方を大きく変えたのが試合開始から68分の南アフリカのトライでした。それまで両チームとも0トライで均衡を保っていましたが、それまでのイングランド優勢の流れが南アフリカに変わりました。試合時間が残り3分のところで、15 – 13と南アフリカが2点を追う状態でスクラム。ここでイングランドにドロップニーズのペナルティが取られ、南アフリカがペナルティキックを得ました。残り2分半。距離はほぼフィールド半分の49m。これを決めれば1点逆転、外せばもう逆転のチャンスはないという状況。そして南アフリカはこのペナルティキックをしっかりとものにし15 – 16と逆転しました。残り2分ですがイングランドも食い下がります。何としても決勝に進みたいイングランドは決死の攻めを行いますが、堅い守りの南アフリカに阻まれノックオンというミスを犯してしまい試合終了となりました。
決勝と3位決定戦
3位決定戦
アルゼンチン対イングランド
2007年以来16年ぶりの3位を目指すアルゼンチンと優勝1回、準優勝3回を誇るイングランドとの対決です。ここは是非、アルゼンチンに勝ってもらって、更なる高みを目指すステップにしてもらいたいところ。どのような試合展開になるのか楽しみですね。
試合は10月28日土曜日、朝8時開始です。(ニュージーランド時間)
決勝
ニュージーランド対南アフリカ
ニュージーランドにとっては全く侮れない相手、南アフリカ。ワールドカップ前の8月のテストマッチでは35 – 7と歴史的敗退を喫してしまいました。この時は危うく0点で終わるかもしれなかったホントに酷い試合でした。
しかしながら、その後はニュージーランドも盛り返し、現在のランキングは、南アフリカが1位、ニュージーランドが2位。この試合に勝った方が、ワールドカップのトロフィと世界ランク1位の称号を得ます。
両チームとも過去3度の優勝国。どちらが先に4勝目を挙げるのか。このワールドカップをもって退任が決まっているイアン・フォスター監督に花を持たせることが出来るのか。
相当激しい試合展開になることは間違いないでしょう。
試合は10月29日日曜日 午前8時開始です。(ニュージーランド時間)
決勝戦は是非、皆でニュージーランドを応援しましょう!!
Go Allblacks!!
最後までお読みいただきありがとうございました!