さて、今回から始まりました、「ポカポカ劇場」。
ここでは、ワタクシ、シュウの独断と好みだけで映画を紹介していきます。
ワタクシは映画がとても好きでして、最近はなかなか劇場には行けないものの
BDなどを買っては自宅で楽しんでおります。
記念すべき第一回目の紹介作品は何にしようかと迷いましたが、
押しも押されぬ名作からご紹介したいと思います。
「ゴッドファーザー」 (The Godfather) 1972年公開
マフィア映画として知られる作品ですが、
その実は、マフィアを題材としてはいるものの、ある一家の家族愛を描いた作品なのです。
原作は、アメリカの小説家・脚本家のマリオ・プーゾの「ゴッドファーザー」。それを、監督のフランシス・コッポラと共に脚本家したのが本作品です。
主役の、マフィアのボス、ヴィトー・コルレオーネを演じるのは、マーロン・ブランド。
この時は既に名優でしたが、撮影所で何かとトラブルを起こす人物としても知られており、制作側が難色を示していたものの、本人によるデモフィルムなどのアピールによりなんとか役につくことが出来たそうです。当時40代だったマーロン・ブランドは、口の中に綿(一説にはチーズ)を詰めて頬がたるんだようにみせての演技で60代のヴィトーを演じました。
そして注目は、ヴィトーの息子、マイケル・コルレオーネを演じた、アル・パチーノ。
今では押しも押されぬ名俳優ですが、この当時はまだまだ無名の役者。監督のフランシス・コッポラの強い希望で配役されたそうですが、これが結果として大成功。この映画を切っ掛けに、アル・パチーノは名俳優の階段を上っていくことになります。
この作品は、1972年度のアカデミー作品賞、主演男優賞、脚色賞を受賞。また、助演男優賞、監督賞、作曲賞、他にノミネートされました。
暗ーい話の映画ですが、ズシンと思い家族愛の話です。
心にどすんと響く映画を観たい人におススメ。
Part2も素晴らしいのですが、それはまた別の機会にでもご紹介いたしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。